新しい風

ここ3日間の連休についてを残す。
学校説明会に行ってきた。このような勉強をする、設備や環境はこのような感じで、ごにょごにょと説明をうけた。この環境が私にとってきっと刺激を与えてくれるに違いないという確信と少しばかりの不安事項がちらほら。これからのことを頭で考えていくと色々なことに余裕がない。しっかりせねば。
久しぶりに友達に会った。東京駅でインドカレー屋さんへ。最近のものづくりの傾向や概念、ビーバーの聡明さ、おすすめの本、近況報告などを話す。コロタイプ印刷という昔使われていた手法の印刷方法について聞く。内田樹をすすめられる。私が読んでいる「建築家なしの建築」について少し計り話す。
その後別れ、宮川くんと2121の「活動のデザイン」を見に行く。マスード・ハッサーニの地雷を粉砕する装置は素晴らしいと思った。これはメリットしか生まない唯一無二の作品だ。簡単に制作でき(誰でもつくれる)、簡単に壊せる。持ち運びができ、人が被害に合う機会を減らす。アーティストのつくった作品が世界貢献をするという良い例である。なにかをつくる人・アーティストというのは本来こういうことをするために制作を行っている場合が多い。
それは社会的に起こっている事象へのリアクションであったり、アピールであったり提案であったりする訳なのだが、それは自己満足的であってはいけない。それは他者への訴え・伝える行為なのであるから「伝える」ということも一緒に考えなければならない。
この作品は「提案」にあてはまる。これを使ったらもっとよくなるのでは?という提案。
この類のものは科学技術系の製品に多くそこでしかつくれないというパターンが多いが、これは「誰でもつくれる」ということがよいのである。ある情報があり、そこから自分たちの手でつくる。それは間違会いなく自分たちに必要なもので、世界をよくするためのもので、広まっていくべきものづくりなのだ。しかし、その地雷もまた人によってつくられたものであり、その当時は然るべき目的がありつくられたのだと、そう考えると複雑であり恐ろしく感じる。
3連休の最後の日は家でのんびりと過ごし、親に学校に通う事を報告。やるべきことはやった。
さてあとは試験にむけての勉強である。まだ書きたい気分だが、そろそろ寝よう。カチッ。

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