2018年初日記

なんてひねりのないタイトル。
もっと日記を書くセンスが欲しい。。笑


卒業設計提出が1月末に終了。原宿のキャットストリートの下に流れている、
暗渠となっている渋谷川を開渠として水と都市と緑を繋ぐ食風景ストリートを展開するという計画内容。


この計画には裏テーマがあって、世の中見えてないもの、見たくないものが見えないようなシステムが成り立つようになって色々おかしくなっている部分があるんじゃないかと。
例えていうならばスーパーに鳥肉のミンチがパックに入れられて陳列されている状態。パックに貼られているシールで鳥肉って認識しているというと大げさだけど、便利になって色々なものが見なくてもすむ環境下にあるということをもっと自然の風景としてなじませて身近に、そして若者や子供が通る都市の象徴でもあるキャットストリートに食の風景を展開するというもの。
キャットストリートは江戸時代は田園地帯で、富嶽三十六景「穏田の水車」という絵が残っていて稲作が行われていたことも記録されている。宅地化と生活排水によって東京オリンピック前に暗渠化したが、ここ最近渋谷川に落合再生水センターから浄化水を流し川の再生、再生することで賑わいを高める動きがある。ので、決して夢物語ではないはず。


自分の中では社会性の高いテーマに挑んでいるつもりで、都市農業というのも面白いと思っていて、高いビルが立ち並ぶからこそできる食の風景や、色々なアイディアで理論を成立させていく、デザインしていくのは思っていたより苦しかった。
自分で興味のあることをやっているはずだけど、考えなきゃいけないことが多すぎて追いつかないみたいな状況がずっと続いて、提出まで十分苦しんで、設計自体はなかなか良いところまでいったと思ったけど、表現部分で足りないところ、プレゼンで至らなかったところがあった。悔しい。。


卒業設計展が2月中旬からあるのでそれまでには色々まとめ上げよう。
後悔のないように。。自分が好き勝手考えられる設計の最後。
良い方向に締めくくっていかなければ。
スケジュール厳しいけど、まだ当分頑張らないとな。


展示始まったら設計事務所バイトが本格的になり、
春からは社員として。うまくいくかな。
継続する意向は伝えたけど。少人数だと人間関係がうまくいくか、
また自分の技術でちゃんと働くことができるかとか
事務所内にいる犬と子供と打ち解けられるか、ボスと相性があうかとか色々不安になってしまう。楽しみなこともあるぶん、不安な部分が大きくなる。
でも、楽しくしないと。人生楽しくしないと。
28歳にもなったし。今年はお正月からずっとキャットストリートの立面徹夜で作業していたり、誕生日も徹夜で模型作っていたりで、何かと節目節目もハードな日々が続いているけど今年もより良い一年に。


今年はちゃんと健康診断受けようっと。笑

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