11月19日

さて。
11月5-6日は学園祭。早稲田の理工展で出しましたよ~
本当にぎりぎりまでどうなるかわからなかったけども、無事終わってよかった。
外苑のあの事件があった日とかぶっていたのですよ。あんなことが起こるなんて。
しかも建築学生て。。何日間展示の予定だったかわからないけど、安全面は十分考慮しないとな~とつくづく考えさせられた。

12日は学校の先生の設計事務所で住宅模型つくるということで手伝ってきた。帰りにランドスケープ論の課題のため、飯田橋・お茶の水あたりのランドスケープを巡って寸法はかった。
13日は宮川君。日暮里・鶯谷コース。久しぶりに会ったんだ。4週間ぶり。
中華も焼肉もおいしかった。特に焼肉。鶯谷園とかいう名前だった。


そして今日。宮川君の誕生日プレゼント選びに吉祥寺に出かけた。
去年は5時間くらい歩き回ったからくたくたになったのを思い出して、買うのが楽しみでもありちょっと憂鬱みたいな気分で。
1件目 つみ草 というお店に入って、いい感じだけど、どれもなかなか惜しくてぴんとこないなと思ってぐるり。そしたらポットの上にコーヒードリップがのっかっているのを見つけて、色味がなかなかよいなと思っていてさわっていたら、なんだか言い表せない胸の高鳴りがあって。もう目線がそこにしかいかないみたいな。
角度を変えて違う場所に置いたりしていたら、「良い!!」みたいな感じになって店員さんと話し込んだ。
店員さんの「ポットっていうのは科学ですからね~」という一言で、自分の脳が切り替わって急にポットのディテールに視点がフォーカスされはじめた。


ポットの蓋。
これはプレゼントラッピングしてもらっている時にずっと触っていて気付いた。
蓋のつまみが1cmくらいの大きさで指で簡単につまめる。つかみやすい。
そのうえ真ん中らへんに直線がはいっていて出っ張りになっている。
指でつまむときにちょうど指の腹の部分にあたる。これは大発見。気持ちいい。と思い
お店をぐるっとまわりほかのポットを見てみた。ちがう。あれもこれも。この形をつくっている人はいない。


ポットの水の出口。
ヨーロッパのオーダー様式にでてくるような自由な曲線をしている。下の受ける方の口。
上の方はゆるやかなアールになっている。これは作家さんのこだわり。水がどのようにでてくるのか、どういう形ででてくるのかを見てみたい。


ポットの蓋に通常あける空気孔


蓋の表面には孔があいていない。通常つまみの隣あたりにあるが。
「はっ!こんなところに」という位置についていた。これって、、意味があるのか疑問。
使用してみて解明したい。
忘れないようにスケッチにまとめるとこんな感じ。


萩原~さん(下の名前忘れた)という作家さんで個展とかを開かず、宣伝などをせず、
とにかく表舞台にはでるのを嫌う人で。
ひとつのものをつくるのにはだいぶ時間のかかる人らしい。それには理由があって、それぞれの部分を何通りも作り、一度完成形をつくり、自分で使ってみて納得してから、また同じ形をつくるらしい。素材もだいぶこだわっていて、銅材を使用するときは機械などを使わず自分でたたいて孔をあけたりする人で、とにかく徹底している人らしいまだ40代らしく、若手だ。そういう話を聞くと、きっとものづくりに関して信頼できる人だと思って安心する。また、ポットをつくるのは細部のつくりこみをしないといけないため、手間がかかるらしい。製作する時間にたいして効率的ではないため、つくらない人が結構いるということを聞いた。この人はポットをつくるのが得意で30種類以上はあるらしい。
結局1件目で良いものに出会ったため、プレゼント選び終了。
ポットとコーヒードリッパー、醤油さしを買った。醤油さしも、これまたとても美しいフォルムをしていて、良いものなのでやはり自分の大切な人にあげたいと思った。
明日渡すけど喜んでくれるといいな。


さて、課題やりますか。

×

非ログインユーザーとして返信する