8月10日-8月19日

なんでしょう。また間があいてしまった。


10日11日は宮川くんを訪れて名古屋に。
あいちトリエンナーレの内覧会見たのと、村野藤吾の設計した百貨店、オアシス21など行きましたぜよ。
美術館に行ったりするけど、アート・芸術の分野に対して。
それは「生きる」ことに関しての見つめなおす行為であったり、普段考えないことに対する気づき、社会性や時代性に対するリアクション、非日常の空間体験。日常に対する違和感。みたいのを皆作品としてだしている。それをくみ取れるのは作品の意図を理解し「解釈」する行為。


石山修武さんがいうようにバックミンスター・フラーが聡明な解釈者によって
良い方向に影響を与えることができたというのが事実だとすれば
解釈者・理解者の存在は非常に重要。
「見る」力がほしい。さまざまな解釈をできるようにならないと先が見えない。
自分に足りない。頭が足りないのか心が足りないのか、熱が足りないのか。


ただあいちトリエンナーレで作品を色々みたあと、村野藤吾の丸栄百貨店に行ったらどういう訳か「安心」したんだ。村野藤吾の設計の痕跡を推測して歩いていると心が落ち着いた。という不思議な感覚があった。改装を繰り返しているようだから、多分そうだろうとしか言いようがないけど。本人がやったかどうかわからないけど、違ってもよい。とりあえずデティールをみると安心する。


エスカレーターの天井。間の境目がお互いRで丸め込まれて溝をつくっている。
エレベーターのタイルの張り分け。
トイレの目地幅やタイル割も床壁が合っていたり。ちょうど角地には目地が太めに入っていたり。

長者町のあたりを歩いていると、
ハッとするような違和感を放つ空き地。というか駐車場。

要塞のように高くそびえたつ壁。ビル間での隙間なく繋がっている。
マット。
じりじりと暑い日差しであったその時間帯はこの景色だけ温度を下げているようだった。
継ぎはぎで決してきたなくない。なんだろう。この感じ。


まあそんなこんなで名古屋からかえってきました。
ジオ・ポンディ、アーキグラム、アトリエワン、ピーターズントーの本を買う、または貰うなりして本を少しずつ読む毎日。
スマップ解散にショックを受けつつ、ヤフーニュースを敏感にチェック。
気になっていた「恋する惑星」という香港映画をみたり、
今話題になっているシンゴジラみにいったり。
まあそんな感じで。
スケッチはあれからまだ書いてない。
ちゃんと書こう。


今日は仕事で手こずるかと思いきや、すんなりスムーズに提案書が通って拍子抜け。
まあ、そんな日もあっていっか。


とりあえず以上。

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